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CLCについて

【CLCの始まり】


CLC(Christian Literature Crusade)は、ケネス・アダムスという一人の青年が開いた小さなキリスト教書店に始まります。
貧しいながら信仰深い母親の手で育てられた彼は、8歳の時に1冊の本によって信仰へと導かれました。そして19歳の時にスペインへ行った際、ある地方の村で自分の配ったトラクトを人々が熱心に読むのを見て心打たれます。
やがて成人した彼はイギリスの田舎町コーチェスターにキリスト教書店を開きました。これがCLCの第1号店となるのです。時は第二次世界大戦が勃発した1939年。彼の販売したキリスト教書は戦争に不安を抱く多くの人たちを慰めました。
当初は彼の視野は自分の身近な人々にしかありませんでしたが、しだいに同労者のヴィジョンに刺激されてイギリス中、そして世界中へとその働きが拡大することとなります。 現在CLCは世界55カ国、600名以上のフルタイムのスタッフにて活動しています。そしてまだ文書伝道が行われていない多くの国々に働きを広げることを次のヴィジョンとしています。
"私たちが天国に行ったとき、私たちが手渡した文書によって救われた魂に出会う、その大きな喜び。これが文書伝道のビジョンなのです" ケネス・アダムス

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【日本のCLCの始まり】


日本でのCLCの活動は、戦後の混乱がまだ収まらない1950年に文書伝道宣教師のR.オーラム師が来日した時から始まります。オーラム師は若い意欲のある伝道師でしたが、その他の多くの伝道師とは違い、教会の設立ではなく文書の力により幅広い人々に福音を届けようとしたのです。
そして日本人初のCLCスタッフとなった河合清治氏と共に翌年から本格的に活動を開始しました。オーラム師は日本語を、河合氏は英語が話せなかったためにお互いの意思の疎通は困難なものであり、時には絵やジェスチャーを交えての働きでした。また当時の日本ではキリスト教書籍はごく限られており、海外から輸入した洋書を牧師や神学生に販売する傍ら、まずは伝道用の書籍やトラクトを自分たちで作成する事となりました。そんな中で最初に作られた「一粒の麦」という本は大変用いられたそうです。
1952年には仙台に国内1号店をオープンさせましたが、すぐに閉店となってしまいました。しかしその後は京都、お茶の水、広島、札幌、岡山、熊本、名古屋、新宿、金沢、新座、秋田、横浜と12の書店を展開していきます。中には現在は閉店した店舗もありますが、日本各地において文書伝道の拠点として各店舗が用いられていることに感謝します。

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【CLCの働き】


CLCの働きは世界各地によって様々です。アメリカでは書店業も活発ですが、主な働きは出版と卸です。イギリスでは出版や書店業のほかに多くの文書伝道宣教師を海外に派遣しています。インドでは多数の言語が国内で使われているために1冊の本を複数の言語で出版されています。イスラム圏ではほとんどキリスト教書がないために、まずはトラクトの印刷から始めなくてはなりません。香港のCLCでは中国本土での宣教のために、北京語での書籍の印刷を準備しています。またロシアでは近年モスクワに初めてCLCが誕生しました。
発展途上国などでは政府の意向で宣教師に帰国命令が出されたり、逆に入国を許されたりする事があります。危険な地での働きは特に困難なもので、時には店員が射殺されることもあります。

日本のCLCの主な働きは書店業です。CLCはその60年の歩みの中で日本の教会に仕え、たくさんの人たちにキリスト教書を手渡してまいりました。
書籍には人の人生を根底から覆してしまうほどの力があります。中でもキリスト教書はその福音の力により、読者をキリストへと導きます。聖書の一節が書かれただけの印刷物を目にし、その御言葉に心えぐられて回心に至ったという救いの証しも少なくありません。まさに文書という「土の器」に盛られた「福音の真理」のなせる業でしょう。
著者から出版社、卸元や書店、そして読者までの全ての人たちが文書伝道に関わっており、どれか一つが抜けてもそれは成り立ちません。そしてそれぞれが祈りをもって当たる時、主はこれを力強い伝道手段として用いてくださいます。

CLCは世界で55カ国、日本では8店舗が現在福音を文書を通して伝えるために働きを進めています。困難さの伴う働きですが、どうぞ私たちの働きを通して主の御栄えがますます顕されるようにお祈り、ご支援下さい。
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